【一級建築士】法規の最短攻略法(暗記は最低限に法文の場所を覚える)

一級建築士学科
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この記事はこのような方に向けて書いています↓

リ子(悩めるリス♀)
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一級建築士試験までに時間がない!手っ取り早く法規の点数を取れるようになりたい!

ラク太(悩めるラクダ♂)
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一級建築士試験の法規は大事って聞くけど、伸び悩んでる、、、

点数を伸ばしたい!

本記事では・・・
  • 一級建築士試験の法規を最短で攻略する方法を紹介します。
  • 一級建築士試験の法規で簡単に点数につなげやすい分野を紹介します

 この記事の筆者は、2020年の学科試験で105点(125点満点)を獲得し、合格しています。合格点は88点でしたので、17点の余裕をもって合格しています。

 学習期間は1年程度です。

一級建築士の独学には、模試の活用が重要です。模試についての記事もあるので参考にしてください。

【一級建築士 独学】模試を受けよう!メリットと注意点を解説
「一級建築士試験の模試について知りたい」、「一級建築士試験の模試を受けたら点数が悪かった、、、」といった方に向けた記事です。一級建築士試験の模試を受けるメリット、模試の種類と難易度、模試を受けた後にすべきことを解説します。

【結論】法規を最短で攻略する方法

 一級建築士試験の法規で最終的に目指すべき、最も効率の良い解き方は、以下の解き方です。

一級建築士の法規で最終的に目指す解き方
  • 「暗記すべき項目」(←少ない)はすべて暗記し、法令集を引かずに選択肢の正誤を判断する
  • それ以外の項目は、問題の4つの選択肢のうち、正答肢っぽい選択肢の1つか2つに当たりをつけ、怪しいものから法令集を引いて確かめていく

この解き方ができるようになるために実行すべき行動は、以下の5つです。

  • 過去問演習で、問題を解くプロセスを身につけましょう
  • 最低限の項目は、内容を覚えよう
  • 代表的な法文の位置を覚えよう
  • 法令集にマーキングしよう(線引きとは違う!)
  • 同じ問題(特に、間違えた問題)を何度も解こう

 ↑これら5つの行動を、同時並行でやっていきましょう。

【法規の勉強を始める前に】法令集の線引きとインデックス貼りは人に頼みましょう

 法規の試験は、解答時間が足りなくなることが多々あります。

 素早く法令集を引くために、法令集の線引きと、インデックス貼りは必ず行いましょう。

 以下の法令集には、線引き見本とインデックスが付属しています。

↓おすすめの法令集

法令集の線引きとインデックス貼りの注意点は、以下の通りです。

注意点
  • 法令集の線引き、インデックス貼りは誰かに頼もう
  • 線引き見本と付属インデックス、フリクションペンを使おう
  • 法令集には書き込める内容と書き込めない内容があるので、試験元のホームページを必ず確認するようにしましょう。

詳細:【一級建築士 法規】線引きは誰かに頼もう

※法例集の線引き等は、必ず試験元のHPをご確認の上、自己責任で行ってください。

法規の1問にかけられる時間は3分。最初は時間を気にせず法令集を引こう。

 一級建築士試験の学科Ⅲ法規の試験時間は105分(1時間45分)で、問題数は30問です。

 単純計算で、1問あたり3分30秒の時間しかかけられません。

 実際の試験では、難しい問題に時間を取られてしまうこともありますのでそれも考慮に入れて、1問あたり3分程度で解けるようになるのを目標にしましょう。

 選択肢は4つあるので、1肢に1分かけていたら間に合わない計算となります。

 ですので、すべての選択肢で法令集を引くのではなく、法令集を引く前に答えとなりそうな選択肢に当たりをつけて、確認のために法令集を引くようにした方が良です。

 建建築士試験では、過去に出された問題が再び出されることがよくあるので、過去問演習をたくさんこなすことで、答えとなりそうな選択肢に当たりをつけることができるようになります

 とはいえ、最初は法令集を引くことに慣れるのが最も重要ですので、1問にかける時間を気にするよりも、時間をかけてでも自分の力で法令集を引いて、問題を解くことに重点を置くようにしましょう。

 時間を気にするのは法令集を引くことに慣れてからにしましょう。

過去問演習で、問題を解くプロセスを身につけよう

 法規の勉強法は過去問を解く以外にありませんが、過去問を解こうとすると、最初は、法令集のどこを探せば根拠となる条文があるかわからないと思います。

 どうしてもわからないときは解答解説を見ましょう。

 このときの注意点として、ただ解説を見るのではなく、解答の根拠となる条文を、実際に法令集を引いて確認しましょう。

 その条文を引くに至るまでのプロセスを意識するのが重要です

 下に、筆者が問題を解いているときの、プロセスを示してみました。

 慣れてくれば、目次やインデックスを使わなくても、簡単な問題なら根拠となる法文を引けるようになります。

プロセス例
  • 問題例:「準防火地域内(都市計画区域内)の敷地に、床面積300平方メートル鉄骨造の駅のプラットホームの上屋を新築する場合は、確認申請が必要である 〇か×か?」
  • プロセス:
    ①確認申請の要否を問う問題→法6条(インデックスや目次で、確認申請の要否に関する規定を探す)「床面積200㎡超の鉄骨造の建築物は法6条第三号の建築物であるため、建築する際は確認申請が必要」ということが、法6条からわかる
    ②用語の定義(法2条や、令1条など)に収録されている用語を調べる。(「用語の定義は主に法第2条と令1条!」←暗記したほうがよい
     建築→法2第十三号 「新築」は「建築」に該当することが分かる。
     建築物→法2条第一号 「駅のプラットホームの上屋」は「建築物」ではないことが分かる。
  • 答え:×(「駅のプラットホームの上屋」は「建築物」ではないため)

最低限の項目は、内容を覚えよう

 一級建築士の法規の問題の中には、本番中に法令集を引かなくてもよいように暗記したほうが効率の良い項目があります。

 具体的には、以下の4つです。

暗記したほうが効率が良い項目
  • 計算問題(容積率:法52条、建蔽率:法53条、高さ制限:法56条)
  • 内装制限(法35条の2、施行令128条の4)
  • 構造計算と構造強度(学科Ⅳ構造で、暗記する内容)
  • 確認申請が必要な建物の種類(法6条)

詳細:一級建築士の法規を法規を【暗記】で攻略する方法

代表的な法文の位置を覚えよう

 過去問を解く際に法令集を引きながら、法令集の構成をざっくり頭に入れるように意識しましょう。

 法令集に乗っている法令は、ある程度規則性をもって構成されています。

 法規の試験は時間との戦いなので、問題文の正誤判断の根拠となる条文がどの辺に書かれているのかを素早く推測できたら強いです。

例1:多くの場合、法律や政令の中に出てくる用語の定義を記した条文が、法律(政令)の一番最初付近に記載されています。(建築基準法では2条、施行令では1条)
例2:建築基準法の第2章には、個々の建物にのみ関わる規定(単体規定と呼ぶ。採光、換気、避難、構造関係など)が書かれている。第3章には、周りの建物や街の環境にも関わる規定(建蔽率、容積率、建物高さ制限、道路関係規定など)が書かれています。

 構成が分かっていると、例えば「共同住宅の界壁の規定は、周りの建物に影響を与える規定ではないから、第3章ではなく、第2章に記載されている可能性が高いな。」という風に推測できるようになります。

詳細:【一級建築士 法規】法令集の構成を覚えてスピードアップ(法令集の引き方)

法令集にマーキングしよう(線引きとは違う)!

 法規の問題を時間内に解き終わるためには、必要な情報を素早く判断し、見落としがちな条文を見落とさないように、法令集を作りこむ必要があります。

 具体的には、以下の作業を行います。

  • マーキングする法文のルールを自分で決めて、色分けできるところは色分けする(例:特定行政庁が許可をする際に建築審査会の同意が必要なものにのみ、緑の蛍光ペンでマーキングする)
  • 自分がよく開くページ、場所を忘れがちな法令は、インデックスや目次や法文に蛍光ペンでマーキングすることで目立たせる

※注意:線引き見本で線引きしてあるところ以外のアンダーラインや目印は最低限にする

詳細:一級建築士の法規を時間内に解くには法令集にマーキングを!

※法例集のマーキング等は、必ず試験元のHPをご確認の上、自己責任で行ってください。

法規を最短で伸ばすには、簡単に点数につなげやすい分野を完ぺきにしよう

 法規を最短で伸ばすには、まずは点数を取りやすい分野で点数を取れるようにトレーニングしましょう。

 そうすることで、法規で点数を取っていくための感覚を身に着けることができます。

 具体的には、以下の項目です。

簡単に点数につなげやすい分野
  • 計算問題(高さ制限、容積率、建蔽率)
  • 内装制限(法35条の2、令第5章の2)
  • 耐火、不燃関係の用語の定義(法第2条、令第4章の111条まで)
  • 耐火建築物としなければならないかどうか(法27条及び別表1、法第3章3章5節及び令第7章の2)
  • 用途地域(法別表2及び別表から飛ばされる施行令)
  • 確認申請の要否(建築物:法第6条及び第2条〔建築物の定義〕、工作物と昇降機:法第88条、令第138条)
  • 構造強度(令第3章〔第7節の2まで〕)
  • 構造計算(法第20条、令第3章第8節)
  • 消防法(防火対象物〔←建物〕の規模用途に応じて、どの消防設備が必要となるか):消防法施行令第2章第3節

詳細:【一級建築士法規】点数を最速で伸ばすコツ(簡単に伸びる分野あり)

同じ問題(特に、間違えた問題)を何度も解こう

 間違えた問題は、忘れたころ(数週間後)にもう一度解きましょう。

 問題を解いていると、じっくり時間をかけて考えた問題でも間違っしまうことが結構あります。

 管理人の経験上、そういう問題は、数週間後に同じ問題を解いた時にも同じ間違いをする場合が多いです。

 逆に、1度正誤を判断できた選択肢は、今後同じ選択肢を見ても正しく正誤判断できる場合が多いです。

 建築士試験では、過去に出された問題が再び出されることがよくあるので、過去問等で間違えた問題を繰り返し解いて頭に染み付かせることで、確実に得点力が上がっていきます。

参考:【独学者必見】一級建築士学科の勉強方法・内容(本当に過去問だけ?)

【試験本番】法規を時間内に解き切るために、試験中に意識すること

 法規を時間内に解き切るためには、試験中の意識も大事です。

 以下の項目を意識しながら、模試や問題演習、本番に臨むようにしましょう。

  • 法令集を引く選択肢と、引かない選択肢を分ける
  • 法規の問題の、解く順番をアレンジする

詳細:【一級建築士 法規】 時間内に解くための3つのコツ

独学に行き詰った人へ:おすすめの予備校(10万円以下の講座もあります)

 独学だと不安な人、独学に行き詰った人は、予備校や通信講座の利用も検討してみましょう。

 安いものだと10万円以下で受けられる講座もあります。

 予備校、通信講座の選び方は以下の通りです。

  • 講座の質
  • 金額の安さ
  • 勉強時間の確保のしやすさ

詳細:【一級建築士】好コスパおすすめ通信講座・予備校を比較(ランキングで紹介)

まとめ

  • 法令集の線引きとインデックス貼りは人に頼みましょう
  • 過去問演習で、問題を解くプロセスを身につけましょう
  • 最低限の項目は、内容を覚えよう
  • 代表的な法文の位置を覚えよう
  • 法令集を作りこもう
  • 同じ問題(特に、間違えた問題)を何度も解こう

一級建築士の独学には、模試の活用が重要です。模試についての記事もあるので参考にしてください。

【一級建築士 独学】模試を受けよう!メリットと注意点を解説
「一級建築士試験の模試について知りたい」、「一級建築士試験の模試を受けたら点数が悪かった、、、」といった方に向けた記事です。一級建築士試験の模試を受けるメリット、模試の種類と難易度、模試を受けた後にすべきことを解説します。

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