【一級建築士 独学】模試を受けよう!メリットと注意点を解説

一級建築士学科
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この記事はこのような方に向けて書いています

  • 「一級建築士試験の模試について知りたい」
  • 「一級建築士試験の模試を受けたら点数が悪かった、、、」

本記事でわかること

  • 一級建築士試験の模試を受けるメリット
  • 模試の種類と難易度
  • 一級建築士試験の模試を受けた後にすべきこと

 この記事の筆者は、2020年の学科試験で105点(125点満点)を獲得し、合格しています。合格点は88点でしたので、17点の余裕をもって合格しています。

 学習期間は1年程度。

 初年度の製図試験は不合格。2021年に2回目の製図試験度合格しました。

一級建築士の独学者が模試を受けるメリット

 模試を受けるメリットは以下の通りです。お金がかかること以外、デメリットはありません。

  • 試験慣れ
  • ペースメーカー
  • 自分の立ち位置を知る

試験慣れ

 試験の本番は、大勢のライバルが周りにいる中で受けます。

 同じような状況を模試で体験しておくことで、本試験の状況に少しでも慣れることができます。

ペースメーカー

 独学で勉強している人は、スケジュール管理に苦労すると思います。

 資格学校が開催している模試を申し込み、「模試当日までに〇〇の科目の〇〇の分野まで仕上げる!」「模試の〇〇の科目で〇点を取る!」のような目標を立てることで、勉強のペースを保ちやすくなります。

自分の立ち位置を知る

 模試を受けると、「自分の科目ごとの順位」や、「間違えた問題の、受験生全体の正答率」を知ることができます。

 それらを知ることで、自分の現、立ち位置を正確に把握することができます。

各資格学校の模試

日建学院

・会場受験のみ:6月に開催 5000円+税

総合資格学院

・WEB受験:3,4,5月に開催 無料

・会場受験:4,5月に開催 無料

TAC

・自宅受験:5~6月に受験 5700円(税込み)

模試受験のテクニック【本試験でも使える】

  • 最初から順番に解かなくてもよい
  • 「正しいものを選びなさい」なのか「誤っているものを選びなさい」なのかに注意しよう
  • 4つの選択肢を〇、×、△で仕分けしよう
  • 問題番号(「No.〇」)の横に、自分が選んだ答えの番号をメモしよう(マークミス対策)

最初から順番に解かなくてもよい

 試験を1問目から順番に解いていく必要はありません。

 模試や過去問演習の時にいろいろな順番を試し、自分に合った解く順番を見つけましょう。

「正しいものを選びなさい」なのか「誤っているものを選びなさい」なのかに注意しよう

 試験問題のほとんどは「誤っているものを選びなさい」ですが、たまに「正しいものを選びなさい」の問題があります。

 試験が開始したら最初に、「正しいものを選びなさい」の問題に、目立つ印をつけていくことをお勧めします。

4つの選択肢を〇、×、△で仕分けしよう

 例えば「誤っているものを選びなさい」の問題であれば3つの選択肢に〇がつき、1つの選択肢(←正答肢)に×が付きます。

 正誤が判断できなかった問題には△が付きます。

 選択肢にこれらの印をつけておくことで、見直しがしやすくなります。

また、△をつけた選択肢は、復習の時に優先的に復習すべき選択肢ですので、復習の効率も上がります。

問題番号(「No.〇」)の横に、自分が選んだ答えの番号をメモしよう(マークミス対策)

 マークミスは結構頻繁に起きます。

それを防ぐために問題番号(「No.〇」)の横に、自分が選んだ答えの番号をメモすることで、マークシートに答えを転記するときや、見直しの時に間違いが起きにくくなります。

模試を受けた後にすべきこと→全選択肢の復習

 問単位では正解していたとしても、選択肢単位で見ると正確に正誤判断できなかった問題や、まぐれで正解した問題も多いのではないでしょうか。

 そのような問題も復習し、すべての選択肢の正誤判断が正確にできる状態になるまで復習しましょう。

 特に優先度が高いのは、受験生全体の正答率50%超えにもかかわらず不正解となった問題です。

 二度と間違えないように念入りに復習し、数週間後にそういった問題だけでも解き直しましょう。

模試の点数が悪かった人へ 模試は難しい。同じ間違いを繰り返さないことに集中しよう

 模試は比較的難しいです。

 特に開催日が早いものほど難しい傾向にあります。

 点数ばかりを気にするのではなく、正答すべき問題(受験者全体の正答率が50%超えの問題)や、以前に間違えたことのある問題を間違えていないかを確認しましょう。

 もしこれらの問題を間違えていたら念入りに復習しましょう。

 一般的には、本試験の方が模試よりも簡単です。

模試の点数が良かった人へ まぐれの得点や、正誤判断ができなかった選択肢はなかった?

 まずは高得点おめでとうございます!

 今までの勉強の成果が発揮できたのではないでしょうか。

 しかし、点数が良かったとしても安心するのではなく、間違えた問題や、自信をもって正誤判断をすることができなかった選択肢があったのであれば、その問題や選択肢を念入りに復習しましょう。

 実際に問題を解いていると気付くと思いますが、4択の選択肢では、すべての選択肢の正誤が分からなくても得点することができます。

 ですので、正答肢を見分けることができれば他の3つの選択肢の正誤が分からなくても正解できたり、選択肢を2つに絞れば50%の確率で正答できたりします。

 自信をもって判断できなかった選択肢を1つ1つ復習していって初めて、模試を最大限活用することができます。

まとめ

  • 独学者が模試を受けるメリットは多い。1回は必ず受験しよう。
  • 模試を受けたら、自信をもって判断できなかった選択肢を1つ1つ復習し、関連する知識を確認しよう(特に受験生全体の正答率50%超の問題)。これをやらないと模試を受ける意味がない。

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