
独学で二級建築士の勉強をしてきたけどうまくいかない、、、

資格学校がどこも高すぎる!

資格学校の選び方を知りたい
そんな疑問に答えます。
二級建築士の資格学校は料金が高額なものが多く、場合によっては学科と製図合わせて100万円近くかかることもあります。
この記事の筆者は一級建築士の資格を持っています。
建築士試験を経験済みなので、試験勉強や講座選びで悩む気持ちはとてもよくわかります。
この記事で分かること
- 二級建築士の通信講座・予備校を選ぶときの考え方がわかります
- おすすめの通信講座・予備校をランキング形式で解説します
- 通信講座・予備校で迷うなら、10万円以内で受講できるスタディングがおすすめ
- 製図講座だけを受講したい方は、10万円台で図面添削が12課題も受けられるハウジングインテリアカレッジがおすすめ
この記事を読むことで、二級建築士試験の通信講座・資格学校選びで後悔する確率がぐんと減ります。
コストパフォーマンスも重視しながら、良い二級建築士講座を見つけたい人は最後まで読んでください。
二級建築士の通信講座・予備校を表で比較しました

スタディング![]() | ハウジングインテリアカレッジ (製図対策のみ) | 資格の学校TAC | 総合資格学院 | 日建学院 | 全日本建築士会 | |
学科の金額 | ◎ | ー | ○ | △ | △ | ○ |
製図の金額 | ◎(通信のみ) | ◎(通信のみ) | ○(通学) ◎(通信) | △(通学のみ) | △(通学) 〇(通信) | ○(通学) 〇(通信) |
講座の質 | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ |
スキマ時間活用 | ◎ | ー | ◎ | ◎ | △ | △ |
製図の添削 | △(通信のみ) | ◎(通信のみ) | ◎(通学) 〇(通信) | ◎(通学のみ) | ◎(通学) 〇(通信) | ◎(通学) ◎(通信) |
製図の合格率 | 非公開 | ◎ | 非公開 | ◎ | 非公開 | ◎ |
学科講座 総合評価 | ◎ | ー | ○ | △ | △ | ○ |
製図講座 総合評価 | △ | ◎ | 〇 | ○ | ○ | ◎ |
※ハウジングインテリアカレッジは校舎が広島にしかないため、「通信のみ」と表記しています。
詳しく解説していきます。
二級建築士学科の通信講座・予備校選びのポイント3つ

- 講座の質
- 金額の安さ
- 勉強時間の確保のしやすさ
【学科】講座の質
当然ですが、講座の質は重要です。比較した5つの予備校・通信講座は、どこも毎年合格者を多数輩出しており、一定のクオリティが確保されていると言えます。
それぞれの予備校・通信講座ごとにカリキュラムや授業スタイルに個性があるので、自分に合っていそうなものを選びましょう。
【学科】金額の安さ
スタディング![]() | 資格の学校TAC | 総合資格学院 | 日建学院 | 全日本建築士会 | |
学科 | 学科・製図総合コース 88,000円 (通信講座のみ) | 学科本科生 198,000円 (通信講座も同額) アンダー25料金 154,000円 (通信講座も同額) | 学科合格必勝コース 583,000円 | 学科本科コース 一般:473,000円 学生:363,000円 (webコースも同額) | 学科徹底合格力養成講座 140,000円 (Web136,000円) |
製図 | 上記金額に含まれる | 設計製図本科生 220,000円 (Web143,000円) アンダー25料金 198,000円 (Web121,000円) | 設計製図コース 495,000円 | 設計製図本科コース 一般:462,000円 学生:275,000円 設計製図Webコース Web:143,000円 | 製図徹底合格力養成講座 146,000円 (Web133,000円) |
セット割引 | 学科・製図総合コース 88,000円 | セット割引 22,000円引 | ストレート合格必勝コース 869,000円 | セット割引きなし | 総合コース 162,000円 (Web152,000円) |
※時期によってキャンペーン料金が適用されもっとお得になる場合があります
金額の安さも、当然ながら重要です。
二級建築士の講座の料金は高いですよね。
取得するまでに100万円近くかかったる場合もあり、学科だけで50万円を超えるような講座もあります。
二級建築士の取得は、いわば「自己投資」です。投資なので、元本(=受講料)を取り戻さないと意味がないですよね。
例えば二級建築士を取ったときの資格手当が月2万円だとすると・・・
- 10万円の受講料を取り返すのには1年もかかりません。
- でも、200万円の受講料を取り返すには8年ちょっとかかります。
理屈っぽいことを書いてしまいましたが、伝えたいのは「受講料が安く済むなら安い方が良い」というこです。
【学科】勉強時間の確保のしやすさ
勉強時間の確保のしやすさも重要です。
二級建築士試験に合格できるかどうかは、勉強時間を確保し習慣化できるかどうかにかかっています。特に忙しい会社員の方は、通勤時間や休憩時間を多くの隙間時間を勉強に充てたかどうかが、合格に直結してきます。
そのため、「隙間時間を活用するためのツールがあるかどうか」は、予備校・通信講座選びの大事な判断材料となります。
コスパも重視しながら二級建築士に合格するための通信講座・予備校ランキング【学科ベスト3】

「今から二級建築士の勉強を始める」という人は、まず学科試験の対策が必要です。
学科1位:スタディング
スタディングの特徴
- 質の高い教材、講義
- 製図対策込みで88,000円:通信講座専門で無駄なコストを削減しているから、他の二級建築士講座と比べて断然安い。他社の講座だと、学科対策だけで50万円を超えるものもある。
- 講座も問題演習もスマートフォンで完結。通勤時間や休み時間を有効に使える。
- 効率的なカリキュラム。本当に大切な分野、間違えてはいけない分野に十分な時間を費やせる。
スタディングの二級建築士講座は、他の学科対策講座と比べても安いです。
しかも、88,000円で、学科対策だけでなく製図対策講座も受けられます。

リンク:スタディング
学科2位:TAC
TACの特徴
- 安心感がある大手
- 自習室が利用できる:勉強に集中できる場所を確保できる
- モバイル問題集「Webトレーニング」:隙間時間を活用できる
- 安心のフォロー制度(WEBフォロー、音声DLフォロー):講義の復習や欠席フォローを利用できるため忙しい社会人でも安心
- 二級建築士講座としては割安
↓まずは無料体験入学、公開セミナーから↓
学科3位:全日本建築士会
全日本建築士会の特徴
- 元国土交通省室長の総合監修、豊富な情報収集力により、近年の試験傾向に的確に対応する内容
- 二級建築士講座としては割安
- ベテラン講師による徹底少人数制による丁寧なライブ講義のため、質問しやすく集中力も続きやすい
- 一定の条件(出席率・テストの点数)を満たせば、万一不合格となった場合でも無料で再受講ができる
リンク:全日本建築士会
二級建築士設計製図の通信講座・予備校選びのポイント3つ

- 金額の安さ
- 添削があるか
- 合格率
【製図】金額の安さ
スタディング![]() | ハウジングインテリアカレッジ | 資格の学校TAC | 総合資格学院 | 日建学院 | 全日本建築士会 | |
学科 | 学科・製図総合コース 99,000円 (通信講座のみ) | ー | 学科本科生 407,000円 (通信講座も同額) アンダー25料金 363,000円 (通信講座も同額) | 学科合格必勝コース 814,000円 | 学科本科コース 一般:770,000円 学生:660,000円 (webコースも同額) | 学科徹底合格力養成講座 192,000円 (Web182,000円) |
製図 | 上記金額に含まれる | 設計・製図合格通信講座 (通信講座のみ) 121,000円 | 設計製図本科生 275,000円 (Web198,000円) アンダー25料金 253,000円 (Web176,000円) | 設計製図コース 627,000円 | 設計製図本科コース 一般:550,000円 学生:385,000円 (Web143,000円) | 製図徹底合格力養成講座 182,000円 (Web172,000円) |
セット割引 | 学科・製図総合コース 99,000円 | ー | セット割引 22,000円引 | ストレート合格必勝コース 1,199,000円 | セット割引きなし | 総合コース 212,000円 (Web202,000円) |
※時期によってキャンペーン料金が適用されもっとお得になる場合があります
※ハウジングインテリアカレッジは校舎が広島にしかないため、「通信のみ」と表記しています。
前の章で説明したとおりです。
二級建築士の勉強は、いわば「自己投資」なので、「受講料は必ず取り返す」という気持ちで取り組みましょう。
投資なので、元本(=受講料)を取り戻さないと意味がないですよね。
例えば二級建築士を取ったときの資格手当が月2万円だとすると・・・
- 10万円の受講料を取り返すのには1年もかかりません。
- でも、200万円の受講料を取り返すには8年ちょっとかかります。
理屈っぽいことを書いてしまいましたが、伝えたいのは「受講料が安く済むなら安い方が良い」というこです。
【製図】添削があるか
製図 添削の有無 | スタディング | ハウジングインテリアカレッジ | 資格の学校TAC | 総合資格学院 | 日建学院 | 全日本建築士会 |
通学の場合 | ー | ー | 有 | 有 | 有 | 有 |
通信の場合 | 無 | 有(12課題) | 有(4課題) | ー | 有(3課題) | 有(10課題) |
※ハウジングインテリアカレッジは校舎が広島にしかないため、「通信のみ」と表記しています。
設計製図試験では、大きなミスをすると合格できません。
そして恐ろしいことに、自分では気づきにくい大きなミスが結構たくさんあります。
製図試験で不合格になってしまうミス
- 法令違反
- 問題文の大事な要求を反映できていない
添削を受けることで自分では気づけなかったミスに気づくことができ、次から同じミスをしないようにすることができます。
また、なるべく多くの課題の添削を受けることで、より多くのミスを経験し、本番に強くなります。
本番でミスをしない・もしミスをしても早期発見するために、添削を受けることは重要です。
【製図】合格率
スタディング![]() | ハウジングインテリアカレッジ | 資格の学校TAC | 総合資格学院 | 日建学院 | 全日本建築士会 | |
製図講座の合格率 | 非公開 | 62.4% (受講者全員を対象) | 非公開 | 82.6% (模試高得点者のみを対象) | 非公開 (合格者占有率40%) | 81.4% (模試高得点者のみを対象) |
二級建築士の製図試験対策講座を選ぶ上で、合格率も大切です。
なぜなら、製図試験は学科試験に比べて公開されている情報が少なく、予備校や資格学校の情報収集能力が合格に与える影響が大きいからです。
高い合格率を示す講座は、その背後に高度な情報収集能力があると考えられます。
例えば、合格率が高い講座は、試験傾向や採点基準の情報を上手く集めている可能性が高いです。
特に、合格率を公表している講座は、合格率に自信を持っており、高い情報収集力が期待できます。
二級建築士の製図試験対策講座は、合格率が高い講座を選びましょう。
コスパよく二級建築士に合格するための通信講座・予備校ランキング【製図ベスト3】

「すでに学科試験に合格している」
「学科は独学でいきたいけど、製図だけは通信講座・予備校を利用したい」
そんな人におすすめの講座を紹介します。
スタディング![]() | ハウジングインテリアカレッジ (製図対策のみ) | 資格の学校TAC | 総合資格学院 | 日建学院 | 全日本建築士会 | |
製図の金額 | ◎(通信のみ) | ◎(通信のみ) | ○(通学) ◎(通信) | △(通学のみ) | △(通学) 〇(通信) | ○(通学) 〇(通信) |
製図の添削 | △(通信のみ) | ◎(通信のみ) | ◎(通学) 〇(通信) | ◎(通学のみ) | ◎(通学) 〇(通信) | ◎(通学) ◎(通信) |
合格率 | 非公開 | ◎ | 非公開 | ◎ | 非公開 | ◎ |
製図講座 総合評価 | △ | ◎ | 〇 | ○ | ○ | ◎ |
※ハウジングインテリアカレッジは校舎が広島にしかないため、「通信のみ」と表記しています。
製図1位:ハウジングインテリアカレッジ
ハウジングインテリアカレッジの特徴
- 受講料15万円以下で格安
- 派手な広告宣伝やセールスマンによる勧誘をしていないため、講座の質は高いままでリーズナブルな受講料を実現
- 高い合格率:62.4%
(他校の合格率は通信講座を含まないことや、合格率に対して基準を設けているところが多いが、ハウジングインテリアカレッジでは基準を設けず計算しているのでかなり正直な数字となっている。) - 徹底的な添削12課題
- 基本的には通信講座(通学講座は広島本校のみ)
- 24時間いつでも回数無制限でメールでの質問が可能(1日1質問まで)
- 徹底的な個別指導で、弱点を克服し理解しながら修得できる勉強スタイルだから、実力が身につく

製図2位:全日本建築士会
全日本建築士会の特徴
- 受講料20万円以下で格安
- 合格率81.4%(ただし、受講生のうち模試高得点者のみを対象としている)
- 小手先のテクニックではなく、計画の基礎的な実力を伸ばす演習
- 講師の丁寧な添削とアドバイス(添削10課題)
- 一定の条件(出席率・テストの点数)を満たせば、万一不合格となった場合でも無料で再受講ができる
- 通学講座と通信講座から選べる(金額は通学も通信も同じ)。校舎は東京、神奈川、大阪、愛知
リンク:全日本建築士会
製図3位:日建学院
日建学院の特徴
- 業界最大手2社のうちの1つ。業界で最も古株
- 全国47都道府県に校舎があり、通いやすい。
- 講師による徹底した添削指導、能力に合わせた少人数指導
- 過去・当年の本試験課題を詳細分析し、あらゆる諸条件を想定した課題
- 通学講座の場合、料金は高め
リンク:日建学院
どの二級建築士講座を選ぶか迷っている人はスタディングがおすすめ

ランキング形式で二級建築士講座を紹介してきましたが、「結局どの講座がおススメなの?」と迷っている人も多いかもしれません。
どの講座を選ぶか迷っている人には、スタディングがおススメです。
スタディングをおススメする理由
- 質の高い教材、講義
- 製図対策も込みで99,000円:通信講座専門で無駄なコストを削減しているから、他と比べて断然安い。他社の講座だと、学科対策だけで20万円を超えるものも多い。
- 講座も問題演習もスマートフォンで完結。通勤時間や休み時間を有効に使える
- 効率的なカリキュラム。本当に大切な分野、間違えて配けない分野に十分な時間を費やせる。
まずは無料講座を受講しましょう。
- 講義動画
- 教材
- スマート問題集とセレクト過去問集
無料講座を受ければ、↑これらを無料で体験することができます。
メールアドレス、パスワード、講座種別の登録のみで、すぐに受講することができます。
無料講座を受けて「自分には合わない」と思っても、有料講座の申し込みをしなければ、お金は一切かかりません。しつこい勧誘もありません。
「自分に合っている」と思った人は、有料講座の申し込みをすれば、10万円以下の低価格で、完全版の講座を受けられます。

まとめ

- 学科対策の予備校・通信講座を選ぶポイントは、講座の質、金額の安さ、勉強時間の確保のしやすさ
- 設計製図対策の予備校・通信講座を選ぶポイントは、金額の安さ、添削の有無、合格率
- どの二級建築士講座を選ぶか迷っている人にはスタディングがおすすめ。まずは無料講座を受講し、自分に合っているか確かめるのが◎
建築士の通信講座・予備校選びで迷っている方は、まずはスタディングの無料講座に申し込んでみるのがおススメです。

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