二級建築士の設計製図対策にお金をかけたくないけど、確実に合格したい!
学科試験は独学だったけど、製図対策は通信講座・学校を利用したい!
通信講座・学校によってどんな違いがあるのかわからない!通信と通学どっちが良いんだろう...
そんな悩みを解決します。
二級建築士の学科試験を乗り切ったら、次は製図試験対策の勉強を始めないといけません。
「製図対策になるべくお金をかけたくない!」「でも確実に合格したい!」そんな人は多いと思います。
この記事の筆者は一級建築士の資格を持っています。
建築士試験を経験済みなので、試験勉強や講座選びで悩む気持ちはとてもよくわかります。
この記事を読むことで、二級建築士試験”設計製図”対策の通信講座・資格学校選びで後悔する確率がぐんと減ります。
コストパフォーマンスも重視しながら、良い二級建築士講座を見つけたい人は最後まで読んでください。
製図試験対策の講座選びで迷っている人には、ハウジングインテリアカレッジがおすすめです。
15万円以下(税込121,000円)の低価格にもかかわらず充実した製図添削が受けられます。
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税込115,500円(通常価格121,000円)
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設計製図対策のイメージが掴めるので、通信講座・学校を比較する際の参考になります。
(ページの上段と中段に、計2本の動画があります。)
人気の二級建築士”設計製図”通信講座・予備校6社を表で比較しました
スタディング | ハウジングインテリアカレッジ | 資格の学校TAC | 総合資格学院 | 日建学院 | 全日本建築士会 | |
金額 | ◎(通信のみ) | ◎(通信のみ) | ○(通学) ◎(通信) | △(通学のみ) | △(通学) 〇(通信) | ○(通学) 〇(通信) |
図面の添削 | △(通信のみ) | ◎(通信のみ) | ◎(通学) 〇(通信) | ◎(通学のみ) | ◎(通学) 〇(通信) | ◎(通学) ◎(通信) |
製図の合格率 | 非公開 | ◎ | 非公開 | ◎ | 非公開 | ◎ |
サポートの充実度 | △ | ○ | ◎ | ◎ | ◎ | ○ |
講座の歴史 | 2年 | 約20年 | 約10年 | 約45年 | 約50年 | 50年以上 |
講座の特色(強み) | スキマ時間を使ってムリなく勉強できる教材・カリキュラム | 徹底的な個別指導 | 低価格で高品質な講座 | 図面完成までのプロセスごとに丁寧にかつきめ細かく指導を行う | 高品質な映像講義 | 課題の本質をとらえた演習課題 |
製図講座 総合評価 | △ | ◎(1位) | ○ | ○(3位) | ○ | ◎(2位) |
※ハウジングインテリアカレッジは校舎が広島にしかないため、「通信のみ」と表記しています。
詳しく解説していきます。
二級建築士設計製図の通信講座・予備校選びのポイント6つ
- 金額の安さ
- 添削があるか
- 合格率
- サポートの充実度
- 講座の歴史
- 講座の特色(強み)
金額の安さ
スタディング | ハウジングインテリアカレッジ | 資格の学校TAC | 総合資格学院 | 日建学院 | 全日本建築士会 | |
★製図 | 製図対策コース 48,400円 (通信講座のみ) | 設計・製図合格通信講座 121,000円 (通信講座のみ) | 設計製図本科生 220,000円 (Web143,000円) アンダー25料金 198,000円 (Web121,000円) | 設計製図コース 495,000円 | 設計製図本科コース 一般:462,000円 学生:275,000円 設計製図Webコース Web:143,000円 | 製図徹底合格力養成講座 152,000円 (Web132,000円) |
学科 | 学科・製図総合コース 88,000円 (通信講座のみ) | 学科試験合格講座 46,000円 (通信講座のみ) | 学科本科生 198,000円 (通信講座も同額) アンダー25料金 154,000円 (通信講座も同額) | 学科合格必勝コース 583,000円 | 学科本科コース 一般:473,000円 学生:363,000円 (webコースも同額) | 学科徹底合格力養成講座 164,000円 (Web144,000円) |
セット割引 | 学科・製図総合コース 88,000円 | セット割引なし | セット割引 22,000円引 | ストレート合格必勝コース 869,000円 | セット割引きなし | 総合コース 194,000円 (Web156,000円) |
※時期によってキャンペーン料金が適用されもっとお得になる場合があります
※ハウジングインテリアカレッジは校舎が広島にしかないため、「通信のみ」と表記しています。
二級建築士の勉強は、いわば「自己投資」なので、「受講料は必ず取り返す」という気持ちで取り組みましょう。
投資なので、元本(=受講料)を取り戻さないと意味がないですよね。
例えば二級建築士を取ったときの資格手当が月2万円だとすると・・・
- 10万円の受講料を取り返すのには1年もかかりません。
- でも、200万円の受講料を取り返すには8年ちょっとかかります。
理屈っぽいことを書いてしまいましたが、伝えたいのは「受講料が安く済むなら安い方が良い」というこです。
添削があるか
製図 添削の有無 | スタディング | ハウジングインテリアカレッジ | 資格の学校TAC | 総合資格学院 | 日建学院 | 全日本建築士会 |
通学の場合 | ー | ー | 有 | 有 | 有 | 有 |
通信の場合 | 無 | 有(12課題) | 有(4課題) | ー | 有(3課題) | 有(10課題) |
設計製図試験では、大きなミスをすると合格できません。
そして恐ろしいことに、自分では気づきにくい大きなミスが結構たくさんあります。
添削を受けることで自分では気づけなかったミスに気づくことができ、次から同じミスをしないようにすることができます。
また、なるべく多くの課題の添削を受けることで、より多くのミスを経験し、本番に強くなります。
本番でミスをしない・もしミスをしても早期発見するために、添削を受けることは重要です。
合格率
スタディング | ハウジングインテリアカレッジ | 資格の学校TAC | 総合資格学院 | 日建学院 | 全日本建築士会 | |
製図講座の合格率 | 非公開 | 65.5% (受講者全員を対象) | 非公開 | 82.6% (令和2年|模試高得点者のみを対象) | 非公開 (令和5年合格者占有率41.2%) | 81.2% (令和5年|模試高得点者のみを対象) |
二級建築士の製図試験対策講座を選ぶ上で、合格率も大切です。
なぜなら、製図試験は学科試験に比べて公開されている情報が少なく、予備校や資格学校の情報収集能力が合格に与える影響が大きいからです。
高い合格率を示す講座は、その背後に高度な情報収集能力があると考えられます。
例えば、合格率が高い講座は、試験傾向や採点基準の情報を上手く集めている可能性が高いです。
特に、合格率を公表している講座は、合格率に自信を持っており、高い情報収集力が期待できます。
二級建築士の製図試験対策講座は、合格率が高い講座を選びましょう。
サポートの充実度
紹介した製図講座の中でも高価格帯の講座は、サポートが充実しているものが多いです。
例えば金額が一番高い総合資格学院では、
- 試験の申込についてサポートしてくれる
- 自習室が使える
- 教務スタッフが相談に乗ってくれる
など、細かいサポートが受けられます。
この記事で紹介した6社の講座はどれも、講座や教材の質が高いですが、サポートの充実度まで重視したい人には高価格帯の講座の方が向いているかもしれません。
講座の歴史
歴史の長い講座は、長年にわたって受講生のデータや合格のためのノウハウが蓄積されていると考えることができます。
総合資格学院や日建学院、全日本建築士会は、約50年という長い歴史があります。
ハウジングインテリアカレッジも通信講座としては意外かもしれませんが、20年の歴史があり、合格のためのノウハウが十分に蓄積されていると言えます。
講座の特色(強み)
スタディング | ハウジングインテリアカレッジ | 資格の学校TAC | 総合資格学院 | 日建学院 | 全日本建築士会 | |
講座の特色(強み) | スキマ時間を使ってムリなく勉強できる教材・カリキュラム | 徹底的な個別指導 | 低価格で高品質な講座 | 図面完成までのプロセスごとに丁寧にかつきめ細かく指導を行う | 高品質な映像講義 | 課題の本質をとらえた演習課題 |
各講座にはそれぞれの特徴があります。
「無理のないカリキュラム」を売りにしている講座もあれば、「徹底的な指導」「丁寧な指導」を特徴とする講座もあります。
自分に合った講座を選びましょう。
好コスパ!二級建築士の安い・高品質な通信講座・予備校ランキング【製図ベスト3】
「すでに学科試験に合格している」
「学科は独学でいきたいけど、製図だけは通信講座・予備校を利用したい」
そんな人におすすめの講座を紹介します。
スタディング | ハウジングインテリアカレッジ | 資格の学校TAC | 総合資格学院 | 日建学院 | 全日本建築士会 | |
金額 | ◎(通信のみ) | ◎(通信のみ) | ○(通学) ◎(通信) | △(通学のみ) | △(通学) 〇(通信) | ○(通学) 〇(通信) |
図面の添削 | △(通信のみ) | ◎(通信のみ) | ◎(通学) 〇(通信) | ◎(通学のみ) | ◎(通学) 〇(通信) | ◎(通学) ◎(通信) |
製図の合格率 | 非公開 | ◎ | 非公開 | ◎ | 非公開 | ◎ |
サポートの充実度 | △ | ○ | ◎ | ◎ | ◎ | ○ |
講座の歴史 | 2年 | 約20年 | 約10年 | 約45年 | 約50年 | 50年以上 |
講座の特色(強み) | スキマ時間を使ってムリなく勉強できる教材・カリキュラム | 徹底的な個別指導 | 低価格で高品質な講座 | 図面完成までのプロセスごとに丁寧にかつきめ細かく指導を行う | 高品質な映像講義 | 課題の本質をとらえた演習課題 |
製図講座 総合評価 | △ | ◎(1位) | ○ | ○(3位) | ○ | ◎(2位) |
※ハウジングインテリアカレッジは校舎が広島にしかないため、「通信のみ」と表記しています。
製図1位:ハウジングインテリアカレッジ
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税込115,500円(通常価格121,000円)
リンク:ハウジングインテリアカレッジ
詳細記事:ハウジングインテリアカレッジ二級製図講座の特徴と評判・口コミ|製図経験者の建築士が解説
製図2位:全日本建築士会
リンク:全日本建築士会
製図3位:総合資格学院
リンク:総合資格学院
総合資格学院について詳細が知りたい方はこちら↓
詳細記事:【建築士】総合資格学院の評判・口コミと特徴!元受講者の一級建築士が解説
どの二級建築士”設計製図”講座を選ぶか迷っている人はハウジングインテリアカレッジがおすすめ
この記事ではランキング形式で二級建築士”設計製図”講座を紹介しましたが、「結局どの講座がおススメなの?」と迷っている人も多いかもしれません。
どの講座を選ぶか迷っている人には、10万円台で図面添削が12課題も受けられるハウジングインテリアカレッジがおススメです。
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詳細記事:ハウジングインテリアカレッジ二級製図講座の特徴と評判・口コミ|製図経験者の建築士が解説
通学講座or通信講座or独学のどれが良いか?(合格するための条件から考える)
2級建築士の設計製図試験に合格するための条件
順番に説明していきます。
二級建築士 設計製図試験の成績は、4つのランクで決められます。
合格できるのはランクⅠの人だけです。
ランク | ランクの説明 | 受験生の割合(令和5年度試験結果) |
ランクⅠ | 【合格】 「知識及び技能」を有するもの | 49.9% |
ランクⅡ | 【不合格】 「知識及び技能」が不足しているもの | 5.7% |
ランクⅢ | 【不合格】 「知識及び技能」が著しく不足しているもの | 37.9% |
ランクⅣ | 【不合格】 設計条件・要求図書に対する重大な不適合に該当するもの | 6.5% |
「課題で指定された条件に違反している」「図面や記述が未完成」「法令違反」などの大きなミスをしてしまったときに、ランクⅢ、Ⅳになります。
ランクⅡは、「大きなミスはないけど、知識が足りていない」合格一歩手前の人です。
ここでのポイントは、ランクⅡは約5%(ほとんどいない)ということです。
つまり二級建築士設計製図試験は、本試験で「大きなミスをせずランクⅢ、Ⅳを回避」しつつ「図面と記述を完成」させれば、高確率で合格できます。
(逆に言えば、他人より良いプラン・綺麗な図面を作ることの重要度はあまり高くないです。)
本試験で大きなミスをしないためのポイントは、次の2つです。
短期間で合格したい人には設計製図試験の”独学”はおすすめしない
ここまでを踏まえると、設計製図試験の独学は、短期間で合格したい人にはおすすめできません。
独学では、自分で「早く図面を仕上げるための作図手順」や「早くプランをまとめるためのエスキス手順」を調べるのが難しい
各通信講座や学校で、独自の「作図手順」や「エスキス手順」が考案されています。
受講生は手順に従って練習を繰り返すことで、作図やエスキスのスピードが自然と上がります。
そして「時間内に図面を完成させ、見直し時間を確保する」ための時間管理が身に付きます。
独学の場合、本やネットに書いてある情報の、どれを信用したら良いか迷ってしまいます。
そのため学校や通信講座で、作図手順・エスキス手順を教えてもらうのが一番楽です。
独学では、信頼できる人から図面添削を受けることが難しい
設計製図試験の対策では、添削を受けることが重要です。
添削を受けなかったら、法令違反や条件違反に関する知識が不十分なまま、本試験の日を迎えてしまう可能性が高いです。
添削を受けることで、自分では気づけなかった法令違反や条件違反を知ることができます。
添削はココナラ等でも依頼することができますが、信頼できる依頼先を探すのに労力が要ります。
そのため、添削が含まれている通信講座や学校を利用し、プロの添削を受けるのが一番おすすめです。
製図試験の独学について、こちらの記事もご覧ください。↓
参考記事:二級建築士の製図試験に独学で合格できる?
通学講座or通信講座|それぞれメリット・デメリット
図面の添削が充実しているなら、通学・通信のどちらでも良い
それぞれのメリット・デメリットを比較して決めよう
先ほど解説した2級建築士の設計製図試験に合格するための条件2つは、通信講座・通学講座のどちらの場合でも、満足することができます。
- 通信講座・通学講座のどちらの場合でも、早く仕上げるための「作図手順」や「エスキス手順」を教えてくれる。
- 通信講座・通学講座のどちらにも、図面の添削が充実している講座がある。
それぞれのメリットとデメリットを比較して、自分に合う方を選びましょう。
メリット | デメリット | |
通信(web)講座 | ・金額がリーズナブルな場合が多い ・通学する時間がかからない ・講義の品質がいつでも高い | ・自己管理が苦手な人はモチベーションが保てないことがある ・講義中に疑問が湧いても、その場では質問できない(メール等で質問する) |
通学(教室がある)講座 | ・自己管理が苦手な人でもモチベーションが保ちやすい ・講義中に疑問が湧いたらその場で質問できる | ・金額が高い場合が多い ・教室まで通学する時間がかかる ・先生によって、講義の品質が変化する |
まとめ
- 二級建築士”設計製図”対策の予備校・通信講座を選ぶポイントは、金額の安さ、添削の有無、合格率、サポートの充実度、講座の歴史、講座の特色(強み)
- 短期間で合格したい人には製図試験の”独学”はおすすめできない
- 図面添削が充実していれば、通学講座・通信講座のどちらを選んでも良い
- 二級建築士の製図講座選びで迷っている人には10万円台で図面添削が12課題も受けられるハウジングインテリアカレッジがおすすめ
製図試験対策の講座選びで迷っている人には、ハウジングインテリアカレッジがおすすめです。
15万円以下(税込121,000円)の低価格にもかかわらず充実した製図添削が受けられます。
2024年12月31日までキャンペーン価格!
税込115,500円(通常価格121,000円)
ハウジングインテリアカレッジの公式HPで講義動画のサンプルを公開しています。↓
設計製図対策のイメージがつかめるので、通信講座・学校を比較する際の参考になります。
(ページの上段と中段に、計2本の動画があります。)
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