この記事はこのような方に向けて書いています↓

独学で一級建築士の勉強をしてきたけどうまくいかない、、、

一級建築士の資格学校はどこも高すぎる!

資格学校の選び方を知りたい
この記事の筆者は、2021年に、25歳で一級建築士試験に合格しました。学科は一発合格。製図試験は2回目で合格しました。
この記事では一級建築士の通信講座・予備校の選び方と、「今だったらこの講座を選ぶ」おすすめの講座を紹介します。
この記事で分かること
- 一級建築士の「学科講座」と「設計製図講座」それぞれで、予備校・資格学校5社を比較します。わかりやすい比較表があるので、各社の違いがすぐにわかります。
- 一級建築士の通信講座・予備校を選ぶときのポイントがわかります
- おすすめの通信講座・予備校をランキング形式で解説します
人気の一級建築士通信講座・予備校5社を表で比較しました
スタディング![]() | 資格の学校TAC | 総合資格学院 | 日建学院 | 全日本建築士会 | |
学科|金額 | ◎ | ○ | △ | △ | ○ |
製図|金額 | ◎ | ○ | △ | △ | ○ |
学科|講座の質 | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ |
学科|スキマ時間活用 | ◎ | ◎ | ◎ | △ | △ |
製図|合格率・合格者数 | 非公開 | 非公開 | ◎ | ○ | ○ |
製図|添削 | △ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ |
学科講座 総合評価 | ◎(1位) | ○(2位) | ○(3位) | △ | △ |
製図講座 総合評価 | △ | ○(2位) | ○(3位) | ○ | ◎(1位) |
詳しく解説していきます。
一級建築士学科の通信講座・予備校選びのポイント3つ

【学科】講座の質
当然ですが、講座の質は重要です。比較した5つの予備校・通信講座は、どこも毎年合格者を多数輩出しており、一定のクオリティが確保されていると言えます。
それぞれの予備校・通信講座ごとにカリキュラムや授業スタイルに個性があるので、自分に合っていそうなものを選びましょう。
【学科】金額の安さ
スタディング![]() | 資格の学校TAC | 総合資格学院 | 日建学院 | 全日本建築士会 | |
★学科 | 学科・製図総合コース 99,000円 (通信講座のみ) | 学科本科生 429,000円 (通信講座も同額) アンダー25料金 385,000円 (通信講座も同額) | 学科合格必勝コース 814,000円 | 学科本科コース 一般:770,000円 学生:660,000円 (webコースも同額) | 学科徹底合格力養成講座 234,000円 (Web218,000円) |
製図 | 上記金額に含まれる | 設計製図本科生 319,000円 (Web242,000円) アンダー25料金 297,000円 (Web220,000円) | 設計製図コース 627,000円 | 設計製図本科コース 一般:550,000円 学生:385,000円 設計製図Webコース Web:143,000円 | 製図徹底合格力養成講座 186,000円 (Web176,000円) |
セット割引 | 学科・製図総合コース 99,000円 | セット割引 22,000円引 | ストレート合格必勝コース 1,199,000円 | セット割引きなし | 総合コース 268,000円 (Web228,000円) |
※時期によってキャンペーン料金が適用されもっとお得になる場合があります
金額の安さも、当然ながら重要です。ご存知の通り、一級建築士の講座の相場は高額です。取得するまでに100万円以上の金額がかかった人も珍しくないし、大手の講座だと学科だけで50万円を超えることも多いです。
一級建築士の取得は、いわば「自己投資」です。投資なので、元本(=受講料)を取り戻さないと意味がないですよね。
10万円の受講料を取り返すのには1年もかかりません。
でも、200万円の受講料を取り返すには8年ちょっとかかります。
面倒くさいことを言いましたが、シンプルに受講料が安く済むなら安い方が良いよねってことです。
【学科】勉強時間の確保のしやすさ
勉強時間の確保のしやすさも重要です。
一級建築士試験に合格できるかどうかは、勉強時間を確保し習慣化できるかどうかにかかっています。特に忙しい会社員の方は、通勤時間や休憩時間を多くの隙間時間を勉強に充てたかどうかが、合格に直結してきます。
そのため、「隙間時間を活用するためのツールがあるかどうか」は、予備校・通信講座選びの大事な判断材料となります。
コスパよく一級建築士に合格するための通信講座・予備校ランキング【学科ベスト3】

「今から一級建築士の勉強を始める」という人は、まず学科試験の対策が必要です。
”学科講座”選びで迷っている人におすすめの講座はこちら(ページ下部へ移動)
学科1位:スタディング
- 質の高い教材、講義
- 製図対策込みで99,000円:通信講座専門で無駄なコストを削減しているから、他の一級建築士講座と比べて断然安い。他社の講座だと、学科対策だけで20万円を超えるものも多い。
- 講座も問題演習もスマートフォンで完結。通勤時間や休み時間を有効に使える
- 効率的なカリキュラム。本当に大切な分野、間違えてはいけない分野に十分な時間を費やせる。
スタディングの一級建築士講座は、他の一級建築士の学科対策講座と比べても安いです。
しかも、99,000円で、学科対策だけでなく製図対策講座も受けられます。
無料で建築士講座のイメージがつかめるので、建築士講座選びで迷っている人は、まずはスタディングの無料講座を受講することで、講座選びの手がかりにもなります。
リンク:スタディング
学科2位:TAC
- 安心感がある大手
- 自習室が利用できる:勉強に集中できる場所を確保できる
- モバイル問題集「Webトレーニング」:隙間時間を活用できる
- 安心のフォロー制度(WEBフォロー、音声DLフォロー):講義の復習や欠席フォローを利用できるため忙しい社会人でも安心
- 一級建築士講座としては割安
↓まずは無料体験入学、公開セミナーから↓
学科3位:総合資格学院
- 令和5年度の学科+製図ストレート合格者のうち半分以上は総合資格学院生
- 業界最大手2社のうちの1つ
- 教材、講師の質が高く、学習サイクルも緻密に検討されている
- 時間や場所を選ばず隙間時間に勉強できるトレトレ(トレイントレーニング)・デジトレ(デジタルトレーニング)などの教材がある
- 自習室完備
- 全国46都道府県(鳥取県以外)に校舎があり、通いやすい
- 通学コースのみ(通信コースはない)

リンク:総合資格学院
総合資格学院について詳細が知りたい方はこちら↓
詳細記事:【総合資格学院(建築士)】元受講生の一級建築士が評判・口コミと特徴を解説
”学科講座”選びで迷っている人におすすめの講座

ランキング形式で一級建築士講座を紹介してきましたが、「結局どの講座がおススメなの?」と迷っている人も多いかもしれません。
どの講座を選ぶか迷っている人には、スタディングがおススメです。
おすすめのコース
スタディング 1級建築士学科・製図総合コース
金額:99,000円(税込)
学科講座と設計製図講座の両方が受けられるコースです。(学科講座”だけ”のコースはありません。)
- 質の高い教材、講義
- 製図対策も込みで99,000円:通信講座専門で無駄なコストを削減しているから、他の一級建築士学科講座と比べても断然安い。他社の講座だと、学科対策だけで20万円を超えるものも多い。
- 講座も問題演習もスマートフォンで完結。通勤時間や休み時間を有効に使える
- 効率的なカリキュラム。本当に大切な分野、間違えて配けない分野に十分な時間を費やせる。
設計製図講座には添削が付いていませんが、10万円以下なので、学科講座をメインに利用するとしても十分に低価格です。
まずは無料講座を受講しましょう。
無料講座を受ければ、
- 講義動画
- 教材
- スマート問題集とセレクト過去問集
を無料で体験することができます。
メールアドレス・パスワード・講座種別の登録だけで、すぐに受講することができます。無料講座を受けて「自分には合わない」と思っても、有料講座の申し込みをしなければ、お金は一切かかりません。しつこい勧誘もありません。
無料で建築士講座のイメージがつかめるので、建築士講座選びで迷っている人は、無料講座を受講することで講座選びの手がかりにもなります。
一級建築士設計製図の通信講座・予備校選びのポイント3つ

【製図】金額の安さ
スタディング![]() | 資格の学校TAC | 総合資格学院 | 日建学院 | 全日本建築士会 | |
学科 | 学科・製図総合コース 99,000円 (通信講座のみ) | 学科本科生 429,000円 (通信講座も同額) アンダー25料金 385,000円 (通信講座も同額) | 学科合格必勝コース 814,000円 | 学科本科コース 一般:770,000円 学生:660,000円 (webコースも同額) | 学科徹底合格力養成講座 234,000円 (Web218,000円) |
★製図 | 上記金額に含まれる | 設計製図本科生 319,000円 (Web242,000円) アンダー25料金 297,000円 (Web220,000円) | 設計製図コース 627,000円 | 設計製図本科コース 一般:550,000円 学生:385,000円 設計製図Webコース Web:143,000円 | 製図徹底合格力養成講座 186,000円 (Web176,000円) |
セット割引 | 学科・製図総合コース 99,000円 | セット割引 22,000円引 | ストレート合格必勝コース 1,199,000円 | セット割引きなし | 総合コース 268,000円 (Web228,000円) |
※時期によってキャンペーン料金が適用されもっとお得になる場合があります
製図の予備校・通信講座選びでも金額はもちろん重要です。
一級建築士の勉強は、いわば「自己投資」なので、「受講料は必ず取り返す」という気持ちで取り組みましょう。
【製図】合格実績
スタディング![]() | 資格の学校TAC | 総合資格学院 | 日建学院 | 全日本建築士会 | |
製図|合格率・合格者数 | 非公開 | 非公開 | 直近10年間の全国の 合格者の半分以上は 総合資格学院生 | 直近33年間の全国の 合格者の半分以上は 日建学院生 | ・令和6年度 学科試験合格率71.6% ・令和5年度 設計製図 合格率72.4% (どちらも模試高得点者のみを対象) |
一級建築士の製図試験対策講座を選ぶ上で、合格実績も大切です。
なぜなら、製図試験は学科試験に比べて公開されている情報が少なく、予備校や資格学校の「教え方の上手さ」や「情報収集能力」が合格に与える影響が大きいからです。
合格実績が良い講座は、その背後に高度な情報収集能力・教える能力の高さがあると考えられます。
例えば、合格実績が良い講座は、試験傾向や採点基準の情報を上手く集めている可能性が高いです。
特に、最近の合格者数や合格率を公表している講座は、合格実績に自信を持っており、高い情報収集力が期待できます。
ちなみに上の表で、総合資格学院の合格者数と日建学院の合格者数が紛らわしいのですが、「より新しい実績を公表している総合資格学院の方が、最近の合格実績が良い」と考えるのが正解です。
【製図】添削があるかどうか
ざっくりした言い方をすると、設計製図試験では、大きなミスをすると合格できません。
そして恐ろしいことに、自分では気づきにくい大きなミスが結構たくさんあります。
製図試験で不合格になってしまうミス
- 法令違反
- 問題文の大事な要求を反映できていない
添削を受けることで自分では気づけなかったミスに気づくことができ、次から同じミスをしないようにすることができます。
本番でミスをしない・もしミスをしても早期発見するために、添削を受けることは重要です。
(参考:ミスの種類をまとめた記事→一級建築士の製図試験で一発アウトのミスまとめ-独学だと気づけないかも-)
コスパよく一級建築士に合格するための通信講座・予備校ランキング【製図ベスト3】

「すでに学科試験に合格している」
「学科は独学でいきたいけど、製図だけは通信講座・予備校を利用したい」
そんな人におすすめの講座を紹介します。
“設計製図講座”選びで迷っている人におすすめの講座はこちら(ページ下部へ移動)
製図1位:全日本建築士会
- 受講料20万円以下で格安
- 小手先のテクニックではなく、計画の基礎的な実力を伸ばす演習
- 講師の丁寧な添削とアドバイス
- 一定の条件(出席率・テストの点数)を満たせば、万一不合格となった場合でも無料で再受講ができる
- 校舎は東京、神奈川、大阪、愛知。通える距離に住んでいる人におすすめ。
- 受講料20万円以下で格安
- 小手先のテクニックではなく、計画の基礎的な実力を伸ばす演習
- 講師の丁寧な添削とアドバイス
- 一定の条件(出席率・テストの点数)を満たせば、万一不合格となった場合でも無料で再受講ができる
- 校舎は東京、神奈川、大阪、愛知。通える距離に住んでいる人におすすめ。
金額と合格実績のバランスが良い全日本建築士会を1位に選びました。
リンク:全日本建築士会
製図2位:TAC
- 教材や課題の分量がちょうど良い
- 大手の資格学校だけど金額がリーズナブル
- 勉強を続けやすい環境を作ってくれるけど、良い意味で放任主義
- webフォローが付いており、講義を倍速で聞いたりできる
TACと総合資格学院のどちらを2位にするか迷いましたが、この記事はコストパフォーマンスをメインテーマとしているため、信頼できる大手でありながら金額がリーズナブルなTACを2位に選びました。
↓まずは無料体験入学、公開セミナーから↓
製図3位:総合資格学院
- 最近は全国の合格者の半分以上は総合資格学院生(直近10年間)=合格実績No.1
- 業界最大手2社のうちの1つ
- プラン能力、作図力、関連知識、タイムマネジメント能力やチェック能力に至るまで、それぞれの段階ごとに、細やかな指導が受けられる
- 講師による丁寧な巡回指導
- 自習室完備
- 全国46都道府県(鳥取県以外)に校舎があり、通いやすい
- 通学コースのみ(通信コースはない)
この記事で取り上げた講座の中では一番高額なので3位としましたが、日本一の合格実績を持っている予備校です。
短期間で確実に合格したい人は、総合資格学院も選択肢に入れましょう。

リンク:総合資格学院
総合資格学院について詳細が知りたい方はこちら↓
詳細記事:【総合資格学院(建築士)】元受講生の一級建築士が評判・口コミと特徴を解説
“設計製図講座”選びで迷っている人におすすめの講座

どの設計製図講座を選べばよいか迷っている人には、全日本建築士会がおすすめです。
おすすめのコース
全日本建築士会 設計製図徹底合格力養成講座
金額(通学):186,000円(税込)
金額(通信):176,000円(税込)
開講時期:8月~
学科試験後に始まるコースです。
- 受講料20万円以下で格安
- 小手先のテクニックではなく、計画の基礎的な実力を伸ばす演習
- 講師の丁寧な添削とアドバイス
- 一定の条件(出席率・テストの点数)を満たせば、万一不合格となった場合でも無料で再受講ができる
- 校舎は東京、神奈川、大阪、愛知。通える距離に住んでいる人におすすめ。
- 受講料20万円以下で格安
- 小手先のテクニックではなく、計画の基礎的な実力を伸ばす演習
- 講師の丁寧な添削とアドバイス
- 一定の条件(出席率・テストの点数)を満たせば、万一不合格となった場合でも無料で再受講ができる
- 校舎は東京、神奈川、大阪、愛知。通える距離に住んでいる人におすすめ。
リンク:全日本建築士会
まとめ

おすすめの”学科”対策講座
建築士の通信講座・予備校選びで迷っている方は、まずはスタディングの無料講座に申し込んでみるのがおススメです。
無料で建築士講座のイメージがつかめるので、建築士講座選びで迷っている人は、無料講座を受講することで講座選びの手がかりにもなります。
スタディングに関する詳細はこちら↓
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