建築学科を卒業するメリット・中退や留年するデメリット

建築学科
Image by tjevans from Pixabay

【PR】このサイトはプロモーションを含みます。

この記事はこのような方に向けて書いています

  • 「大学の建築学科に通ってるけど中退したい」
  • 「留年しそう」
  • 「卒業するメリットが分からない」

伝えたいこと 絶対卒業した方が良い!最低限の単位を取り、卒業することを最優先に行動しましょう

本記事では・・・

  • 大学の建築学部・建築学科を卒業するメリットを紹介します。
  • 大学の建築学部・建築学科を中退するのはデメリットしかありません。デメリットを紹介します。
  • 学科を変更したいときの注意点を紹介します。

早稲田大学の建築学科に通い、高校時代とのあまりものギャップに挫折しかけたものの、なんとか留年せず卒業した筆者が解説します。

 

【前提】何のために大学に通うか→「卒業するため」

そもそも、大学に通うほとんどの人は「卒業するため」に大学に通っているはずです。

「卒業するため」に出たくもない授業に出て、「卒業するため」に単位が取得できたかどうかで一喜一憂しているはずです。

では、卒業したら何が良いかというと、卒業することで「学士」という学位を得ることができ、「学士」を持っていることで就活が有利に進んだり、資格の取得が有利に進んだりします。

さらに、大学に入学し中退することのデメリットもあります。

次章以降で詳しく説明していきます。

建築学科を卒業するメリット

現在大学に在籍しているのなら、迷わず、卒業するための選択をして行動しましょう。

・就活で応募できる企業の幅が広い

高年収で、かつ土日祝が休みの業種や、肉体労働が少ない業種は、大卒のみの募集である場合が多いです

頭脳労働の仕事は、大学卒を多く採用する傾向があります。

歳を取ると肉体労働はきつくなってくるが、頭脳労働であれば知識が蓄積されてくると考えられるため、長く働くなら大学を卒業して、頭脳労働の仕事に就くのがおすすめです。

・最短の実務経験年数で一級建築士になれる

必要単位を取り切って大学を卒業することで、一級建築士試験の受験資格を得られます。

さらに、一級建築士となるために必要とされる実務年数が最短で2年となります(⇦他のルートを含めても最短です)

ちなみに、建築士の資格が必要となるのは、設計や工事監理、建築物適合判定の仕事を行う場合です。それら以外(現場管理、不動産など)なら、そもそも建築士の資格がいらないので注意しましょう

なお、工事監理とは、図面通りに建物が施工されているかどうかを確かめる仕事です。

また、建築物適合判定とは、建築物の工事着手前に、設計図が法律に適合しているかどうかを確かめたり、実際に建った建物が法律に適合しているかどうかを検査したりする仕事です。

・コネ入社できる可能性がある

所属する研究室の教授から企業への推薦は、よくある話です。

もちろん、ゼミにまじめに参加する前提です

筆者の知り合いにもコネ入社した人が何人かいます。

また、仲良くしていた先輩が、就職した企業で業績を残し、先輩のいる企業から、同校の後輩に声がかかるような場合もたまにあります。

↓参照記事(一級建築士を取るメリット)↓

↓参照記事(一級建築士の受験資格)↓

留年・中退するデメリット

・学費がかかる、または無駄になる

筆者の母校である早稲田大学建築学科は学費1年175万円、卒業に必要な単位が136単位(1年当たり34単位)なので、単純計算で1単位当たり51,470円、1つの授業がだいたい2単位で、授業回数は15回のため、授業1回当たりの学費は6862円です。(ちなみに国立大の学費はこの1/くらいです)

つまり、授業に出なかったり、単位を落とすのはマジもったいないです。

また、学費はたくさんの授業を履修し単位をとっても変わらないので、たくさん単位を取るほどお得になります。

留年したら私立なら約180万、国立なら約60万円の学費がプラスでかかりますし、中退したら180万or60万×通った年数 の学費が無駄になったことになります。

・就活で不利に働く

留年や、中退は、履歴書で悪い印象を与えます

何か夢中になっていて打ち込んでいたことがあって、それが原因で留年した場合は、それを話すことで就活でマイナスにならない可能性はありますが、特に何もしていなくて留年や中退をした場合、していない人と比べたら明らかに不利になります

物事を最後までやり遂げられない人という印象を与えるためです

なるべく楽に卒業する方法と建築学科をどうしても辞めたいとき

以下の記事で、卒業するためのマインド、方法をまとめたので、参考にしてください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました